パタヤの基本情報
パタヤはバンコクから南東へ約160km、タイ東部チョンブリ県の西海岸に位置するタイの特別市である。パタヤはかつて1950年代頃までは小さな漁村集落であったが、1960年代よりリゾート地として整備が進められ、タイの代表的ビーチリゾートとして世界中から観光客がマリンスポーツやショッピング、エンターティメントなどを楽しみに訪れる。1960~1970年代まで続いたベトナム戦争時には米兵の保養地として米兵がやってきた地でもある。今でも街は保養地としての顔、そしてリゾート地として国内と海外からの観光客に人気の観光地である。パタヤはバンコクからタクシーで約1時間、バスで約2時間から2時間半の距離に位置する。パタヤの面積は約22㎢キロメートルで、人口は約10万人である。
パッタヤーの概要
パタヤはリゾート地として知られるだけあり、観光・サービス産業がパタヤの経済を支えている。観光産業の発展に伴い、ホテルやレストランなどが建設され、ホテルとして登録されているものではパタヤでは約40,000室が提供されている。また観光業の影響もあり、市の人口も年平均3%前後増加している。
またパタヤは過剰な観光客の集中のため海の汚染や公害問題など深刻化し、「パタヤ特別市法」などが成立された。
パタヤを訪れる観光客を魅了しているのは、パタヤの夜の街である。ベトナム戦争時に米軍の保養地であった背景もあり、夜のエンターティメントも盛んである一方で、売春などが問題となっている。
パタヤの注目不動産投資エリア
1. ウォンガマット地区 (Wongamat)
北パタヤ地区の西側で、リゾートエリアとなっている。海岸沿いには高層コンドミニアム、リゾートホテルが立ち並ぶ。多くの飲食店があり、外国人居住者や観光客が多い。また、ウォンガマット地区ではシラチャの日本人学校のスクールバスが利用できるので、比較的多くの日本人が住んでいる。
2. セントラルパタヤ地区(Central Pattaya)
多くのホテルやモーテルがあり、土産物店、マッサージ店、飲食店、バーなどは観光客で賑わっている。セントラルパタヤ通りには大型商業施設があり、買い物に便利である。周辺には低層コンドミニアムが多く、日本人を含む世界各国の外国人が居住している。
3. プラタムナック地区(Phratamnak)
プラタムナック地区は南パタヤとは反対に、多くのコンドミニアム、戸建てが立ち並ぶ閑静な住宅地となっている。地区は丘の地形となっている為、物件からは海が臨める。大型スーパーは無いが、コンビニやレストラン、バーなどが点在する。西洋人を中心に多くの外国人が居住している。
4. ジョムティエン地区(Jomtien)
海岸線に広がるビーチリゾートを中心とした街並みが特徴。多くのコンドミニアムがあり、現在も多数の大型プロジェクトが進行していて多くの外国人が居住している。ジョムティン通り南側には多くの大型シーフードレストランがあり、多くのタイ人や外国人が集まる。